エイトの側にいる時は、俺はいつもエイトの左側。
俺は左利きだから、よく動く利き腕は放っておいて。
たいして使わない右側の方を愛しい恋人に預ける。

利き手ではない右腕は、筋肉も、感覚も、
利き手よりは劣るから。
そっち側を愛する人に任せる事で
感覚も、血の巡りも、何もかもが

利き腕と同じように機能し始める気がするんだ。
 
「あ、錬金釜にコレ入れたらアモールの水になるんだぁ」
「どれ?」
「ん?、これだよ」
「へえ。」
「――ってククール!。全然本見て無いじゃないか!」
「俺はエイトしか興味無いんだもん」
「・・・もう、しょうがないなぁ」

それはエイトも同じらしくて。


いつも少し寒いはずの右側が
エイトと居る時は
よく動かす利き腕のように

凄く、暖かいんだ。

DRAGONQUEST [:ククールxエイト

今回はクク主で。
ほのぼのな感じで描きたくなったので、こんな構図に…。
お題のTITLEを見て、「コレは絶対にクク主で描こう!」と思っていたので描けて良かったです(*^_^*)。
*コチラもサイズの都合で横向きにupしております。